7月17日、姫路経営者協会主催の、合同企業説明会に参加しました。姫路商工会議所1階と2階の会場には、49社の企業が参加し、大学・短大・専門学校を令和3年3月に卒業する学生を中心に、製造業からサービス業、金融業と幅広い職種の就職活動を行う場です。
新卒参加者は主催者発表で85名、1階の会場に訪れたのは、私の感覚では40~50名程度かな。そのうち、日本語学校にかよっている外国の方が20~30名程度、説明会の体験の為に来ていたようです。コロナ対策のもとで行われていたので、他の企業の方と話をすることも少なかったですが、開始1時間半後には、「学生もいなくなったし、どうしよう」と話をする企業もちらほら。自粛の中での開催ですので仕方が無いですが、学生の参加が少ないのは、どの企業も残念に思いますよね。
社会福祉法人、特に高齢者施設は、一般企業との合同就職説明会に参加してもなかなかブースに来る学生はいません。しかし、一般大学に進学した後に福祉に興味を持った学生さんがいたら、家族の介護などを通じて介護の仕事に興味をもった学生さんがいたらと考えると、社会福祉法人も参加する必要があると思うんです。地元の同説明会に介護・福祉の法人が1法人も参加していないと、学生さんも介護業界もチャンスを失います。
今回は1名の方がブースに来てくれました。人と話をするのが好きで、おじいちゃん・おばあちゃんも大好きなのでと話してくれました。難易度の高い大学に通われていて、英語が得意だそうです。英語を活かせる仕事も考えながら、新型コロナの影響がある今の状況を目の当たりにして、幅広く将来を考えているようです。ぜひ、自分に合った仕事を見つけてほしいと思います。興味があれば、福祉のお仕事も調べてみて下さい。
社会福祉法人 あいおい福祉会
常務 南條 誠